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意見書・決議の詳細情報

議第15号 後期高齢者医療制度実施についての意見書

発議案番号
議第15号
提出者
賛成者
議決年月日
平成19年9月28日
結果
原案可決

内容

議第15号議案

 後期高齢者医療制度実施についての意見書

 2008年4月から75歳以上を対象とした「後期高齢者医療制度」がスタートするが、この制度は多くの問題を抱えている。第一には、これまで扶養家族であった人も含め、すべての高齢者が保険料を負担することになり、所得の少ない人が支払えるのか心配されること。第二には、保険料が支払えない場合や、滞納後1年を経過した場合は特別な理由が認められない場合には資格証明書が発行され、1年半滞納した場合は保険給付の一時差しとめが行われること。第三には、後期高齢者がふえ医療給付費がふえるのに応じて、保険料が上がる仕組みになっていること。第四には、後期高齢者とそれ以下の世代で支払われる医療報酬を別建てにし、定額制として受け入れられる医療を制限しようとしていること。第五には、広域連合の人件費や電算システムを対象に32都県が補助したのに対し、埼玉県の補助金はゼロ円であることである。
 よって埼玉県後期高齢者医療広域連合においては、次の事項について対策を講ずるよう強く求めるものである。
1 保険料の軽減措置を講ずること
2 資格証明書を発行せず、保険給付の差しとめは行わないこと
3 埼玉県に対し、人件費や電算システムなどに対する財政支援を求めること
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成19年9月28日
  埼玉県草加市議会
 埼玉県後期高齢者医療広域連合長 様

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