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意見書・決議の詳細情報

議第17号 木下博信草加市長の辞職勧告決議

発議案番号
議第17号
提出者
賛成者
議決年月日
平成18年7月31日
結果
原案可決

内容

議第17号議案

 木下博信草加市長の辞職勧告決議

 草加市では平成17年11月の前助役逮捕に続き、平成18年4月には公共工事にかかわる恐喝事件で暴力団幹部の藤澤一賀氏が逮捕され、草加市役所が半年間に2回も警察の家宅捜索を受けた。
 平成18年草加市議会第2回臨時会で設置された、公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会では、木下博信草加市長は5年前の市長選挙以来、暴力団幹部の藤澤一賀氏と携帯電話で連絡を取り合う間柄となっており、藤澤一賀氏が逮捕されるまで、携帯電話から同氏の番号を削除していなかったこと、また、草加市の道路管理瑕疵による藤澤一賀氏への損害賠償に関しては、市長みずからが早く損害賠償金を支払うように指示し、物損事故であるにもかかわらず、損害賠償金の全額が議会の議決前に概算払いとして藤澤一賀氏へ支払われていたこと、さらに、木下博信草加市長名で暴力団擁護とも言える公文書が送付され、その後、請負業者は市にこれ以上迷惑をかけられないとして、因果関係が認められないまま藤澤一賀氏に解決金15万円を支払い示談していたことなどが明らかになった。
 これらの公共工事にかかわる恐喝事件等調査特別委員会で明らかになった事項を受け、去る7月24日開会の草加市議会第4回臨時会では「木下博信草加市長の不信任決議」が提出され、その結果、賛成20票、反対10票で否決となった。
 木下博信草加市長は、第4回臨時会終了後に記者会見を開き、不信任決議が否決されたことは私どもが適正に職務を執行していたということに御理解をいただけたと認識していると述べている。しかし、草加市議会は、さきの「木下博信草加市長の不信任決議」は特別多数議決のため否決となったものの、草加市議会議員の3分の2に当たる20名の議員が賛成をしており、木下博信草加市長を信任したものではない。
 よって木下博信草加市長は、市政の最高責任者として、みずからの失態を認め、強く反省し、本決議にのっとって、潔くその職を辞されるよう、厳しく勧告することをここに表明する。
 以上、決議する。
 平成18年7月31日
 草加市議会

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