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意見書・決議の詳細情報

議第3号 鍼灸マッサージを介護予防給付の対象とすることを求める意見書

発議案番号
議第3号
提出者
賛成者
議決年月日
平成18年3月24日
結果
原案可決

内容

議第3号議案

 鍼灸マッサージを介護予防給付の対象とすることを求める意見書

 介護保険制度は、平成12年4月の施行以来6年が経過し、厚生労働省社会保障審議会介護保険部会においては、介護保険制度の見直しに向けて審議が重ねられてきた。
 その中では、今後高齢化が急速に進展し、高齢者をめぐる状況が大きく変化することが予測されており、特に介護予防の推進が重要な課題の一つであるとして、要介護状態になる前の段階から統一的で効果的なサービスが提供される「総合的な介護予防システム」を確立する必要があるとしている。
 これまでも、国家資格を有する鍼灸マッサージ師は、介護保険制度においては機能訓練指導員として、高齢者の自立を支援してきたところであるが、今後においても、その施術によって、血液循環の改善による運動機能や柔軟性の向上、自律神経調整機能の向上、運動習慣の継続を促すことによる活動性の向上など、介護予防の趣旨に即した貢献ができるものと考えられる。
 しかしながら、平成18年度の介護保険制度の見直しにおいては、介護予防の推進が課題であるにもかかわらず、鍼灸マッサージ師の果たす役割が何ら考慮されていない。
 よって政府においては、介護保険制度の見直しに当たって、鍼灸マッサージを介護予防給付の対象とするよう強く求めるものである。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成18年3月24日
  埼玉県草加市議会
 内閣総理大臣 様
 厚生労働大臣 様

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