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意見書・決議の詳細情報

委第9号 医師の処遇改善を求める決議

発議案番号
委第9号
提出者
賛成者
議決年月日
平成23年12月14日
結果
原案可決

内容

委第9号議案

 医師の処遇改善を求める決議

 草加市立病院は、平成16年7月の新市立病院開院後、全国的な医師不足という中で産科が一時休止することもあったが、病院事業管理者の強いリーダーシップのもとで大幅な経営改善を実現した。まだ損益収支は赤字ではあるが、この間経営改善に取り組む中で医師一人ひとりの果たしてきた役割は大きく、平成24年の草加市立病院「心臓・脳血管センター」の開設を控え、地域の中核病院として市民の命と健康を守るために、草加市の医療を支える医師の力が今後ますます必要となってくる。
 こうした中、当市議会福祉子ども委員会において、特定事件「公立病院について」として調査・研究したところ、医師の月平均給与費は、近隣市及び同種同規模の公立病院の中でもかなり低水準であることが明らかとなった。
 また、同委員会で行政視察を行った長崎県佐世保市立総合病院では、急性期医療や小児医療の増加に伴い、管理職医師が本来の管理職業務に加えて医師としての業務が増加している状況にかんがみ、医師としての診療業務や研修医への医療指導を行う場合には、管理職医師であっても時間外勤務手当を支給するといった医師の処遇改善を行っており、結果として地域医療を担う公立病院の充実に貢献している。
 全国的に公立病院の医師不足が叫ばれる中、より有能な医師をそれぞれの診療科に集め、市民の命と健康を守っていくためには、医師が高いモチベーションを保ちながら医療に専念できるような充実した処遇が必要である。
 よって草加市においては、草加市立病院の医師の処遇を改善するよう求めるものである。
 以上、決議する。
 平成23年12月14日
 草加市議会

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