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意見書・決議の詳細情報

委第5号 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める意見書

発議案番号
委第5号
提出者
賛成者
議決年月日
平成23年1月19日
結果
原案可決

内容

委第5号議案

 子宮頸がん予防ワクチン接種の公費助成を求める意見書

 子宮頸がんは、日本の20歳代の女性では乳がんを抜いて、発症率が一番高く、年間1万5,000人以上が発症し、約3,500人が命を落としている。
 子宮頸がんの原因であるHPV(ヒトパピローマウイルス)は、性交渉で感染するため、10歳代の女性がワクチン接種の対象となる。ワクチン接種を受けるには、3回の接種で4〜6万円の自己負担が必要となり、公的援助が不可欠である。あわせて、自分の体と性について正しい知識を得る機会とするため、学校での性教育を強めることが必要であり、女性の生涯にわたる「性と生殖に関する健康・権利」(リプロダクティブ・ヘルス/ライツ)を保障することにつながる。
 既に世界では、100カ国以上でこのワクチンが使用され、先進国30カ国で公費助成が行われており、日本でも日本産婦人科学会や日本小児科学会も、11〜14歳の女子に公費負担でワクチンを接種するよう求めている。
 よって政府においては、子宮頸がん予防ワクチンを無料で接種できるよう、継続的に公費助成を行うことを強く求めるものである。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成23年1月19日
  埼玉県草加市議会
 内閣総理大臣 様
 文部科学大臣 様
 厚生労働大臣 様

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