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意見書・決議の詳細情報

議第26号 児童・生徒の安全対策の強化を求める決議

発議案番号
議第26号
提出者
賛成者
議決年月日
平成17年12月13日
結果
原案可決

内容

議第26号議案

児童・生徒の安全対策の強化を求める決議

 11月22日に広島県広島市で発生した小学校1年生女子児童の殺人・死体遺棄事件に続き、12月6日には栃木県今市市の小学校1年生女子児童が殺害されるなど、痛ましい事件が相次いでいる。
 これらの事件を受け、文部科学省では通学路への防犯カメラの設置を検討していくとのことである。
 草加市でも、登下校中の児童・生徒が不審者に声をかけられたとの情報が相次ぎ、市内小・中学校の全児童・生徒に防犯ブザーを配布するなどの安全対策を進めている。
 これまで、学校等の安全対策は、学校敷地等を閉鎖して外部からの訪問者に対する監視を強めるなど、不審者の侵入を予防することに力点が置かれてきた。
 しかしながら、この手法による安全対策には限界があり、児童への危険は通学路にまで拡大していることから学校を地域コミュニティの核と位置づけ、むしろ地域に開かれた学校にすることにより、地域全体で不審者を締め出し、防災行政無線の活用等により児童・生徒を市民全体で日常的に見守る施策への発想の転換が必要と考える。
 よって、学校敷地内にパトロールステーションを設置するとともに、地域全体で通学路を含めた児童・生徒の安全確保を図る施策を実施することを強く求めるものである。
 以上、決議する。
 平成17年12月13日
 草加市議会

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