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意見書・決議の詳細情報

議第4号 ヘイトスピーチを根絶するための法整備を含めた対策強化を求める意見書

発議案番号
議第4号
提出者
提出者
 平野 厚子
賛成者
 切敷 光雄
 宇佐美 正隆
 佐藤 勇
賛成者
議決年月日
平成28年3月18日
結果
原案可決

内容

議第4号議案

 ヘイトスピーチを根絶するための法整備を含めた対策強化を求める意見書

 近年、一部の国や民族、あるいは特定の国籍の外国人を排除する差別的言動、いわゆるヘイトスピーチが全国各地で発生し、社会問題となっている。
 こうした中、2014年7月に国際連合自由権規約委員会から、同年8月には国際連合人種差別撤廃委員会から、日本に対しヘイトスピーチへの適切な対応を求める旨の勧告が相次いで行われており、国際社会からもこの問題への対応が強く求められている。
 また、同年12月、最高裁判所は、京都市内で起きた特定の民族・国籍の外国人に対するヘイトスピーチに関する事件について、その発言を人種差別撤廃条約における人種差別に該当するとして違法性を認定した下級審判決を認め、上告を棄却している。
 2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催され、世界各国から国籍や人種を超えて人々が集い、友好を深めることが望まれているため、ヘイトスピーチを放置することは、国際社会における我が国への信頼を失うことにもなりかねない。
 よって政府においては、表現の自由に配慮しながらもヘイトスピーチを根絶するため、法整備を含めた対策強化を速やかに実施するよう強く求めるものである。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成28年3月18日
  埼玉県草加市議会
 内閣総理大臣 様
 総務大臣 様
 法務大臣 様

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