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意見書・決議の詳細情報

議第22号 木下市長に対する問責決議

発議案番号
議第22号
提出者
賛成者
議決年月日
平成17年12月13日
結果
原案可決

内容

議第22号議案

 木下市長に対する問責決議

 木下市長は、市政の最高責任者である市長に就任以来、厳格で公平・公正な行政運営と効率的な行政づくりを進めていると公言してきた。
 しかし、市立病院における産科の閉鎖問題については、議会からの再三の指摘にもかかわらず、いまだ何の結果責任もとっていない。さらに、平成17年3月定例会における本会議の答弁で、5月の産科再開を目指し、鋭意努力するとのことであったが、改善されるどころか医師の退職が相次ぎ、12月定例会における本会議では、平成18年4月の再開も困難との答弁が行われた。
 また、小野産業株式会社との土地売買契約の問題では、土地の一部が有料駐車場として使用されることになっていたにもかかわらず、こうした議案審議の前提となる重大な事実を説明しないなど、市民や議会に対し極めて不透明な行動をとってきた。
 さらに、今回の兒玉助役の収賄容疑での逮捕については、市長は一定の責任を明確にしたが、記者会見を行った後に、正・副議長及び各会派団長へ報告を行うなど、議会への説明を怠り、ひいては市民への説明責任をないがしろにしていると指摘せざるを得ない。
 また、これまで市長や助役の意図に反すると判断された職員については、懲戒委員会や人事異動等で厳格な責任を問うてきたにもかかわらず、助役逮捕により、今回、市政に大きな混乱を生じさせたことについては、当初助役を擁護する発言を行っただけでなく、起訴されるまでその処分も行ず、みずからも何ら責任をとってこなかった。こうした一連の行動は、公平・公正の観点からも言行不一致と言わざるを得ない。
 よって市長は、これまでの市民代表たる議会軽視を真摯に反省し、これらの問題に対するみずからの責任について謙虚に総括し、行動を正すべきである。
 以上、決議する。
 平成17年12月13日
 草加市議会

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