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意見書・決議の詳細情報

議第9号 肢体不自由特別支援学校及び通所施設の早期設置を求める意見書

発議案番号
議第9号
提出者
提出者
 平野 厚子
賛成者
 大久保 和敏
 佐藤 勇
 小川 利八
 浅井 昌志
 新井 貞夫
賛成者
議決年月日
平成23年6月16日
結果
原案可決

内容

議第9号議案

 肢体不自由特別支援学校及び通所施設の早期設置を求める意見書

 草加市には肢体不自由特別支援学校がないため、体の不自由な子どもたちは越谷特別支援学校へ通学しているが、片道1時間以上かかるため、子どもたちにとって大きな負担となっている。また、スクールバスに乗れない医療的ケアの必要な子どもたちは、親が付き添い自家用車で送迎を行うことになるが、送迎を行えない場合は、通学をあきらめて家庭で授業を受けることになり、この場合、親は一日じゅう、たんの吸引や栄養の注入などを行うことになるため疲弊している状況である。また、越谷特別支援学校は在校生が年々ふえ続けている。このため、教室不足から会議室やバス乗務員控室が教室に転用されさまざまな支障を来したり、スクールバスの増便により自家用車用の車寄せがなくなり車椅子の乗降場所がないなどの問題を生じている。
 草加市には肢体不自由児・者の通う通所施設がなく他市に依存しているが、中学生以下の子どもたちについては、他市の施設が満室となっているため、これ以上の受け入れが困難な状況である。
 よって埼玉県においては、教育の機会均等を確保し、草加市の体の不自由な子どもと特別支援学校を卒業した者のすべてが安心して楽しく過ごせるよう、次の項目を実施するよう強く求めるものである。
1 現在、特別支援学校に通えない子どもたちのために、重度の医療的ケアを要する子どもが通える分教室を、草加市内に早急に設置すること
2 草加市内に、肢体不自由特別支援学校を設置すること
3 肢体不自由の子どもたちが特別支援学校卒業後に安心して通える通所施設を、草加市内に設置すること
4 医療的ケアのできる重症心身障害児・者の通所施設を、草加市内に設置すること
5 災害時の停電にも対応でき、災害時拠点となるような肢体不自由児・者のための複合施設を、草加市内に設置すること
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成23年6月16日
  埼玉県草加市議会
 埼玉県知事 様

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