議第24号議案
「仕事と生活の調和」が実現した社会の構築に関する決議
近年人々のライフスタイルや価値観が多様化する中で、働き方や子育て支援などの社会的基盤は、必ずしもその変化に十分対応できるものとなっていない。
政府と労使間の合意のもと、昨年12月に「仕事と生活の調和(ワークライフバランス)憲章」及び「仕事と生活の調和推進のための行動指針」が策定され、「仕事と生活の調和」は重要な課題となっている。
草加市では、「仕事と生活の調和」を推進するため、市民や企業などに対し、これまでさまざまな取り組みや支援を行ってきた。しかしながら、国内外の企業間競争の激化や産業構造の変化等に伴う非正規雇用者の増加と正規雇用者に見られる長時間労働の高どまりといった働き方の二極化は、一層進行している現状にある。
よって草加市においては、「仕事と生活の調和」が実現した社会を構築するため、憲章及び行動指針を踏まえ、さらなる取り組みを推進するよう強く求めるものである。
以上、決議する。
平成20年12月17日
草加市議会