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意見書・決議の詳細情報

議第23号 公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保及び「公契約法」の制定を求める意見書

発議案番号
議第23号
提出者
提出者
 大野 ミヨ子
賛成者
 宇佐美 正隆
 佐藤 勇
 芝野 勝利
 浅井 昌志
 新井 貞夫
賛成者
議決年月日
平成20年12月17日
結果
原案可決

内容

議第23号議案

 公共工事における建設労働者の適正な労働条件の確保及び「公契約法」の制定を求める意見書

 建設業は、全国の就業者数が約540万人で、全産業の就業者数の10%を占めており、経済活動と雇用機会の確保に大きな役割を担っている。しかし、建設業における元請と下請という重層的な関係の中で、建設労働者の賃金体系は現在も確立されておらず、さらに、最近の公共工事の減少によって施工単価や労務費が引き下げられていることもあり、その生活は不安定なものとなっている。
 平成12年11月に「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」が成立したが、その施行に当たり、建設労働者の賃金、労働条件の確保に対する適切な措置が必要との附帯決議が行われたところである。さらに、諸外国では、公共工事にかかる賃金の確保等を定める「公契約法」の制定が進んでいる。
 よって政府においては、建設業を健全に発展させ、工事における安全や品質の確保と共に、雇用の安定や技術労働者の育成を図るため、公共工事における新たなルールづくりとして、次の事項を推進するよう強く求めるものである。
1 「公共工事の入札及び契約の適正化の促進に関する法律」の附帯決議事項について、実効ある施策を実施すること
2 公共工事において、建設労働者の適正な賃金が確保されるよう「公契約法」の制定を推進すること
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成20年12月17日
  埼玉県草加市議会
 内閣総理大臣 様
 総務大臣 様
 厚生労働大臣 様
 農林水産大臣 様
 国土交通大臣 様

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