請願第5号 (平成28年) 松原団地D地区グラウンドの存続をもとめる請願書
平成28年11月28日
平成28年12月1日
佐藤憲和
斉藤雄二
藤家諒
平野厚子
後藤香絵
趣旨
UR草加松原団地においては、D地区全域・第5期の建て替え事業が平成30年2月に完了し、17年にわたる建て替え事業が終了となる見込みです。
しかしながら、D地区にあるグラウンド(通称「Dグラ」)はスポーツ少年団やグランドゴルフの練習など地域にかかせない運動場または、コミュニティーの場になっていますが、廃止されようとしています。
すでに整備されている2haの都市公園はヘリポートとなり、緊急時に周辺住民は立ち入り禁止となる予定です。緊急時の防災施設としても「Dグラ」を残すことは必要なことです。こうした趣旨から、平成25年12月議会で「Dグラ」を存続し、高齢者福祉施設の整備等をもとめる意見書が議会で採択されました。
ところが、6月半ばになって「Dグラ」をつぶして仮称・松原児童センターをつくり、団地住民が建て替えに協力することによってUR都市再生機構から無償で提供されることになっている土地3,250uをテニスコートと25台の駐車場等につかうという計画の説明がありました。「『Dグラ』はなくすが、児童センターの園庭で子どもが利用しない時間にグランドゴルフができる」との説明でしたが、児童センターの園庭は「Dグラ」の1/4程度の面積しかなく、当然のことながら、野球・ソフトボールの試合はできませんし、利用する時間も限定されます。したがって、スポーツ施設とはいえません。草加市は、「スポーツ・健康づくり都市宣言」をおこなっており、スポーツ施設を減少させることは、この宣言の趣旨にそうものなのか疑問です。
したがいまして、URから無償譲渡される3,250uの土地を「Dグラ」を存続させるために使い、「Dグラ」を市民のための運動公園として存続させるよう決議を採択してくださいますようお願いします。
項目
UR都市再生機構から「緑地・公園用地」として無償譲渡される3,250uの土地を活用するなどの方法で、D地区のグラウンドを市民のための運動公園として、また緊急避難場所として存続させてください。