議第2号 クラウドファンディング型ふるさと納税の適正な実施に関する決議
鈴木由和
令和5年12月から草加市では初の試みとして、児童書購入に係るクラウドファンディング型ふるさと納税制度を活用した事業を実施しており、令和6年度以降もクラウドファンディング型ふるさと納税を活用した事業を多数予定している。
クラウドファンディング型ふるさと納税は、ふるさと納税制度の本来の目的である地域を応援したい、地域に貢献したいという純粋な想いをより事業に反映させるため、寄附金の使い道として具体的な事業を示し、その事業に共感いただいた方から寄附をお寄せいただく仕組みである。
このことから、事業の目的や内容を明確にするほか、適正な予算化のもと、寄附者の想いを的確に反映しなくてはならない。また、寄附金の使途等を明確にし、それを公開することで説明責任を果たす必要がある。
よって草加市においては、今後クラウドファンディングを実施するに当たって、次の事項を遵守するよう強く求めるものである。
1 募集の目的や寄附者の想いを的確に反映するため、募集内容に細心の注意を払うとともに、適切な予算措置を行うこと
2 寄附金の使途等については、その都度詳細に一般公開し、寄附者の善意の気持ちを尊重すべく説明責任を果たすこと
以上、決議する。
令和6年3月21日
草加市議会