委第3号 奥日光自然の家に関する決議
委第3号議案
奥日光自然の家に関する決議
奥日光自然の家は、昭和61年に財団法人奥日光大学村から譲渡されて以来、小・中学校における自然教室や市民の保養のための施設として親しまれてきた。
しかしながら、当施設は建築後45年が経過し、相当に老朽化が進んでいる。
現在は毎年のように修繕を加えて施設を維持しているものの、使用できなくなる日が迫ってきていることは明らかである。
また、新たに建て替えるとすれば当然に多額の費用が必要となるが、一方で施設を廃止するとしても、当施設は国立公園内に立地していることから施設解体や整地、植林等を行った上で用地を返還しなければならない。
このことは、施設の存続いかんにかかわらず、近い将来に確実に多額の費用が必要になることを意味している。
よって、奥日光自然の家の今後のあり方については、その必要性の判断、新たな場所の選定、財源の確保を含め、早期に検討するよう強く求めるものである。
以上、決議する。
平成21年12月17日
草加市議会