議第25号 改造エアガン対策の強化を求める意見書
議第25号議案
改造エアガン対策の強化を求める意見書
ことし、通りすがりの者や対向車両などに対して、改造エアガンにより発砲するという事件が相次いで発生し、大きな社会問題となった。エアガン自体は違法ではなく、所持も違法ではないが、改造により威力を増すことによって大変危険な武器、凶器となる。
警視庁は事件の続発を受け、10月11日に各都道府県警察本部に対して、改造エアガンに対する取り締まりの強化等の通達を出したが、単に警察による取り締まり強化のみならず、関連する業界団体による自主規制の強化、販売店等への指導強化など、多角的、総合的に改造エアガンによる事件の再発防止に全力を挙げるべきである。
よって政府においては、次の事項を実施するよう強く要望する。
1 サイバーパトロールを徹底して、改造エアガン及び改造用部品の販売等についての取り締まりを強化すること
2 インターネットプロバイダーや改造エアガン及び改造用部品販売サイト運営者に対し、出品や情報提供に関する自主規制を促すこと
3 玩具としてのエアガンを扱っている業界団体に、改造防止のための自主規制などを行うよう求めること
4 青少年への影響を考え、警察などから保護者等に対してエアガンに関する広報を行うこと
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成17年12月13日
埼玉県草加市議会
内閣総理大臣 様
経済産業大臣 様
国家公安委員会委員長 様