議第5号 地方税財源の充実確保を求める意見書
提出者
切敷 光雄
賛成者
大久保 和敏
佐藤 勇
平野 厚子
新井 貞夫
議第5号議案
地方税財源の充実確保を求める意見書
地方財政は、社会保障関係費などの財政需要の増加や地方税収の低迷等により、厳しい状況が続いている。
また、平成26年度の地方財政対策については、政府が財政健全化に向けた取り組みを進める中、厳しい展開が予想されており、平成26年度税制改正については、市町村の基幹税目である固定資産税の現行制度堅持のほか、自動車取得税及び自動車重量税の取り扱い等、さまざまな課題が山積している。
こうした中、基礎自治体である市が、住民サービスやまちづくりを安定的に行うためには、地方交付税の増額による一般財源総額の確保が不可欠であるとともに、国・地方間の税財源配分を見直し、偏在性が小さく、税収の安定的な地方税体系を構築するなど、地方税財源の充実確保が必要である。
よって政府においては、地方税財源の充実確保のため、次の事項について実現されるよう強く求めるものである。
1 地方単独事業を含めた社会保障関係費の増加など、地方の財政需要を地方財政計画に的確に反映することにより、地方交付税を増額し、一般財源総額を確保すること
2 財源不足額については、臨時財政対策債の発行等によることなく、地方交付税の法定率の引き上げにより対応すること
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成25年9月20日
埼玉県草加市議会
内閣総理大臣 様
財務大臣 様
総務大臣 様
内閣官房長官 様
経済財政政策担当大臣 様