議第19号 シルバー人材センターの支援拡充を求める意見書
提出者
切敷 光雄
賛成者
佐藤 勇
大久保 和敏
平野 厚子
新井 貞夫
議第19号議案
シルバー人材センターの支援拡充を求める意見書
シルバー人材センターは、高年齢者等の雇用の安定等に関する法律に基づく団体であり、定年退職者その他の高年齢退職者の多様な就業ニーズに応じて、地域社会の日常生活に密着した臨時的かつ短期的または軽易な就業の機会を確保し、提供している。このことは、高年齢者の健康の維持や生きがいの充実、地域社会の活性化、医療費や介護費用の縮減等にも大きく寄与しており、国及び地方公共団体は、このような団体を育成するよう同法で定められている。
しかしながら、行政刷新会議の事業仕分けで運営費補助金が大幅に削減された影響で、全国的に見ると、「解散せざるを得ない」とするセンターもあり、大変危惧するものである。
さらなる高齢化の進展が確実であることに加え、団塊の世代の平均年齢が、3年後には65歳を超え、2025年には75歳を超えることからも、生活の安定を求めて、シルバー人材センターを通じた就業を希望する高年齢者が今後さらに増加すると見込まれており、センターへの期待はますます高まることが予想される。
よって政府においては、少子高齢時代における活力ある地域社会実現のため、事業運営が困難となることのないよう、高年齢者の社会参加促進に向けたシルバー人材センターの支援を拡充するよう強く求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成24年12月21日
埼玉県草加市議会
内閣総理大臣 様
総務大臣 様
財務大臣 様
厚生労働大臣 様