議第18号 日本国内の米軍基地へのMV−22オスプレイの配備に反対する意見書
提出者
平野 厚子
賛成者
大野 ミヨ子
今村 典子
斉藤 雄二
佐藤 憲和
議第18号議案
日本国内の米軍基地へのMV−22オスプレイの配備に反対する意見書
(否決)
米海兵隊の垂直離着陸機MV−22オスプレイの配備に反対する沖縄県民大会が9月9日に宜野湾海浜公園で開催され、宮古・八重山地方で同時開催された集会と合わせると、参加者は10万3,000人に達した。
この大会の実行委員会構成団体には、沖縄県議会各会派(自由民主党、社民・護憲ネット、県民ネット、日本共産党、公明党等)のほか、沖縄県市長会、沖縄県町村会、沖縄県市議会議長会及び沖縄県町村議会議長会が名を連ねており、政党・会派にかかわりなく、「安全性が確認できないオスプレイの配備は到底容認できない」と指摘するとともに、返還合意から16年たっても、宜野湾市のど真ん中に居座る普天間基地の閉鎖・撤去を求めている。
MV−22オスプレイは、開発段階からその安全性等の問題が指摘されている機種であり、本年4月11日にモロッコで訓練中に墜落事故を起こし、さらに6月14日にはフロリダ州で墜落事故を起こしている。このように、短期間で二度も墜落事故を起こすオスプレイが欠陥機であることは明白である。
普天間に限らず、全国7ルートでのオスプレイ低空飛行訓練が計画されており、この問題は日本の国土全体にかかわる重要な問題である。
よって政府においては、米国政府に対しMV−22オスプレイ配備の即時中止を要請するよう求めるものである。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
平成24年9月20日
埼玉県草加市議会
内閣総理大臣 様
外務大臣 様
防衛大臣 様