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保育園及び放課後児童クラブの待機児解消のために、抜本的な対策を講じることを求める請願書

請願第3号(平成28年) 保育園及び放課後児童クラブの待機児解消のために、抜本的な対策を講じることを求める請願書

受理番号
請願第3号
(平成28年)
提出年月日
平成28年9月1日
受理年月日
平成28年8月29日
付託委員会
福祉子ども
議決結果
採択
全員
議決年月日
平成28年9月21日
紹介議員
切敷光雄
宇佐美正隆
平野厚子
松井優美子
吉沢哲夫

内容

請願第3号
(平成28年)
 保育園及び放課後児童クラブの待機児解消のために、抜本的な対策を講じることを求める請願書

趣旨
 保育園や学童保育の待機児童問題が全国的に大きな問題として取り上げられています。草加市でも例外ではありません。保育園の待機児は毎年増え続け、今年4月の段階では、399人にも上っています。学童保育でも、ほとんどの施設が定員を大幅に上回って受け入れを行っています。しかし、それでも学童に入れない児童が多数生まれています。児童福祉法が改正され学童保育の対象が小学校6年生までとされましたが、入室希望の増大により、高学年が全く入れないという学童保育室も生まれています。今年は入れていても、来年は入れるのだろうかと不安を抱えている家庭もたくさんあります。
 「将来的には子どもの数が減るから、新たな施設を作るのは効率的でない」という声も聞きます。しかし、子ども達にとっては「いま」が大切です。「いま」を生きるその瞬間の子どもたちにとってベストの環境を作っていくということが、「草加市次世代育成支援行動計画」や「草加市子ども・子育て支援事業計画」で「基本的視点」として掲げられている、「子どもの最善の利益」を保障するということではないでしょうか。
 「草加市子ども・子育て支援事業計画」では、基本理念として「草加の未来、すべての子ども達のために。安心して子育てできるまち そうか」ということを掲げています。「子どもの数が減るから」ということではなく、「子育てするなら草加市で」と誇れるような施策を進めることで、逆に子どもの数が増え、子ども達の元気な声が街中にあふれる活気に満ちた草加市を作っていくことが大切なのではないでしょうか。
 待機児童の数は単なる数字ではありません。その数字の一つひとつに、それぞれの家庭と子ども達の切実で深刻な現実があります。「安心して子育てできるまち そうか」を本当に実現していくために、以下のことを請願いたします。

項目
 大量に出ている保育園及び放課後児童クラブの待機児解消のために、抜本的な対策を講じて下さい。具体的には、以下のことを実施して下さい。
 1 保育園を必要とし、入園を希望する全ての子どもが入園出来るよう、引き続き認可保育園の整備を進めてください。
 2 対象児童を6年生までとした児童福祉法改正の趣旨に則り、高学年も含めて入室を希望する全ての児童が入室出来るように、児童クラブの整備を行ってください。
 3 児童クラブの整備にあたっては、放課後児童クラブの在り方を定めた「放課後児童クラブ運営指針」に則り、生活の場として子どもが安心して過ごすことができ、発達段階に応じた主体的な遊びや生活が可能となるように行ってください。
 4 深刻な保育士不足を解消していくために、草加市としても、保育士の確保のために、必要な対策を早急に講じてください。

 以上のとおり、地方自治法第124条の規定により請願書を提出します。

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