本文へ移動

現在位置 :トップページ請願一覧 › 食の安全確保のため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」の稼働の中止とその閉鎖を求める意見書の提出に関する請願書

食の安全確保のため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」の稼働の中止とその閉鎖を求める意見書の提出に関する請願書

請願第3号(平成20年) 食の安全確保のため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」の稼働の中止とその閉鎖を求める意見書の提出に関する請願書

受理番号
請願第3号
(平成20年)
提出年月日
平成20年11月25日
受理年月日
平成20年12月4日
付託委員会
建設環境
議決結果
不採択
少数
議決年月日
平成20年12月17日
紹介議員
新井貞夫
大野ミヨ子

内容

請願第3号
(平成20年)
 食の安全確保のため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」の稼働の中止とその閉鎖を求める意見書の提出に関する請願書

趣旨
 市民の生命と食の安全はすべてに優先すべきです。
 青森県、東北地方、北海道は、食料自給率の低い日本の現状にあって、貴重な農・畜・海産物の供給源です。
 ところが、日本原燃株式会社「六ヶ所再処理工場」は、2006年3月31日、本格稼働と変わらないアクティブ試験を開始しました。同工場は150mの主排気筒と3km沖の放出口から、原発1基が1年で放出する放射能に相当するものを1日で排出します。2007年10月12日の直近四半期の周辺空間放射能と農水産物の放射能濃度のデータ公表時には、工場に近い尾駮沼(おぶちぬま)でトリチウムが検出されたと発表しています。県や企業が公表した「(放射能は)大気や海水で薄まるから大丈夫」との見解は、錯誤もはなはだしく、気象上、気流・潮流・降雨・降雪により陸地に戻され、農地と海域を汚染し続け蓄積します。2006年2月、青森県は再処理が行われれば、同県産食料から放射能が出る数値を示し認める一方で、その直後、県知事自ら、「安心安全で高品質な青森県産品」と謳う売り込み活動がなされました。
 私たちは、生産者が手塩にかけたリンゴ・長芋・にんにく・ホタテなどを、本当に安心して購入し食べたいのです。また、「草加せんべい」という特産品を持つ草加市にとって原材料の安全性が担保されることは重要なことです。食料の宝庫・青森を再処理による放射能から守ることは、草加市民および全国民の食を守ることにつながります。また、事故が起こった場合、死者を出す深刻な放射能汚染の被害は、六ヶ所村や青森県だけではすまされません。草加市民も被害を被ります。
 貴議会におかれましては、住民の食の安全を確保するため、膨大な放射能を放出している青森県「六ヶ所再処理工場」の稼働を一刻も早く止め、閉鎖することを求める意見書を、内閣総理大臣及び経済産業大臣に提出することを要求します。
 以上のとおり、地方自治法第124条の規定により請願書を提出します。

Copyright(c) 2017- 草加市議会公式サイト Soka City Council. All Rights Reserved.