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意見書・決議の詳細情報

議第5号 小森重紀議員に対する糾弾決議

発議案番号
議第5号
提出者
芝野勝利
賛成者
飯塚恭代
佐藤憲和
井手大喜
菊地慶太
議決年月日
令和元年6月20日
結果
原案可決

内容

 平成30年度政務活動費における小森重紀議員の収支報告書について、草加市議会政務活動費の交付に関する条例で定められた期日である4月30日までに提出がされないという、議員としてあるまじき実態が明らかとなり、5月17日に市長から全額返還請求を受けるという事態に陥った。
 地方議会において政務活動費の私的流用や不適切な使用などの事案が相次いでいる中で、そもそも収支報告書の未提出という事態は想定外のことであり、全国でも例を見ない事例である。市議会議員は政務活動費の使途基準を遵守するとともに、支出については、市民に対し説明責任をしっかりと果たしていかなければならない。
 これまでも草加市議会は、政務活動費に係る領収書等の公開などにより透明性の確保に努めており、今回の収支報告書未提出は草加市議会の品位を低下させたのみならず、市民の信用を失墜する行為で、断じて許すことはできない。
 小森重紀議員は、たび重なる議会事務局からの連絡に、相談のため来庁する及び既に使用した領収書を提出すると言いながら、結局4月30日の期日までになんら手続を行わず、SNSでは自主返納したなどと投稿している。そもそも自主返納は寄附行為であり、公職選挙法に抵触するもので、認識不足も甚だしい。
 さらに、本人の説明によると、選挙の応援が忙しかった、失念していた、認識不足という説明のみで、自覚と責任感が欠如していると言わざるを得ない。
 また、市民に対しては、SNSにおける誤解を招く投稿や不適切な投稿により混乱を招いた。
 法令、条例を遵守し、良識を持って市民の模範となるよう行動することが求められている市議会議員として、地方自治法及び条例を守らない行為は議員としての資格に欠けるものであり、小森重紀議員は事の重大性を認識すべきである。同時に事実に基づいた説明責任を果たすべきである。
 よって草加市議会は、小森重紀議員を糾弾し、直ちに自ら進退について判断するよう促すものである。
 以上、決議する。
 令和元年6月20日
  草加市議会 

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