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意見書・決議の詳細情報

議第15号 北朝鮮の核・ミサイル問題の平和的・外交的解決を求める意見書

発議案番号
議第15号
提出者
佐藤憲和
賛成者
斉藤雄二
藤家諒
平野厚子
後藤香絵
議決年月日
平成29年9月29日
結果
原案可決

内容

 北朝鮮の核兵器・ミサイル開発をめぐり、米国と北朝鮮の間の緊張が軍事衝突の危険性をはらむ新たな事態へと深刻化している。
 米朝両国が、直接相手の意図を確かめるすべのないまま軍事的恫喝の応酬をエスカレートさせることは極めて危険であり、当事者たちの意図にも反して、偶発的な事態や誤算による軍事衝突につながりかねないことが強く憂慮されるところである。世界と地域の平和と安定を破壊し、おびただしい犠牲をもたらす軍事衝突は、絶対に回避しなければならない。
 よって政府においては、現在の危機を打開し、問題の平和的・外交的解決を図るため、次の措置を講ずるよう強く求めるものである。
1 現在の危機が引き起こされた根本は、北朝鮮が、累次の国連安保理決議に違反して核兵器・ミサイル開発を進めてきたことにある。北朝鮮に、国連安保理決議を遵守し、これ以上の軍事的な挑発行為、とりわけ無謀きわまる「グアム島周辺への包囲射撃」の計画を中止することを強く求めること
2 日本は、米朝間で何らかの軍事衝突が起こった場合に、最大の被害を受ける国の一つとなることから、緊張をさらに高める軍事的対応の強化でなく、核・ミサイル問題を平和的・外交的に解決するための努力を図ること
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
 平成29年9月29日
埼玉県草加市議会 
 内閣総理大臣  様
 外務大臣  様

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