◎鈴木 自治文化部長  シティプロモーション推進について、自治文化部にかかわります事柄につきましてお答え申し上げます。
 初めに、フィルムコミッションの導入についてでございます。
 昨日もパトロールステーションでテレビドラマの撮影が行われておりました。また、本日はテレビ埼玉におきまして、草加市の紹介を生中継で行うということでございます。
 このようなテレビドラマや映画の撮影場所を紹介し、撮影が円滑に進むように支援してまいるのがフィルムコミッションでございます。映画の撮影などを誘致することで、地域の活性化、文化振興、観光振興を図ることができるものと考えております。
 県内における導入状況でございますが、近隣では越谷市、川口市など現在16の市町が導入しております。また、商工会議所もしくは商工会が実施しているところが鷲宮町商工会など3団体、NPO、市民団体が実施しているところが深谷市など2団体、さらに埼玉県も行っておりますので、合計で22団体となっております。
 次に、フィルムコミッションに対する草加市の取り組み、また観光基本計画におけるフィルムコミッションの位置づけについてでございますが、これまでの草加市の取り組みにつきましては、テレビドラマなどの制作会社より撮影場所の問い合わせが年に5〜6件ございました。これらの問い合わせがあった場合、その都度適地があれば御紹介をさせていただき、また相手先から希望があった場合、公共施設などの施設管理担当者と直接打ち合わせをしていただくなど、対応させていただいているところでございます。
 次に、観光基本計画での位置づけでございますが、観光基本計画では、観光を推進するために五つの基本的な方針を定めております。その一つとして、草加市へ多くの方に来ていただくためには、草加市に興味を持っていただき、草加市を知っていただく必要があることから「キラリと光る宣伝力で効果的に情報発信」という基本方針を定めております。この基本方針に対する具体的なアクションプランの一つとして、フィルムコミッションの設定が位置づけられておるところでございます。
 今後、映画などの撮影場所となることで、まちのPRとにぎわいの創出ができ、さらに新たな観光資源となるフィルムコミッションを早期に設立してまいりたいと考えているところでございます。
 以上でございます。